コラム
レポーター:坂根里香
■一畑バスまつえウォーカー
オレンジ色のまつえウォーカーから運転手さんが降りてきて乗車ステップの下のスロットからスロープを手動にてひっぱり出す。そしてお付きの介助者に押してもらい、車内に乗りこむ。今回は、助けてもらいましたが、歩道と車道の段差があり、ステップが水平になるバス停の場合、自力で乗り込むことはなんとか可能だと思います。
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ホッとするのもつかの間、乗車中の安全を左右するは車いすの固定。これをできるだけしっかり行わなければならない。固定はされたのですが、実際には、バスがブレーキを踏み止まる都度、ズルズルと前進し、そして後進。我慢すればよいのですが、やはり、介助者がいるにこしたことはなさそうです。
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■市営バス南循環線(北循環線も同じバス)
一番乗り心地が良かったのが北・南循環。目前に停車したバスはタイヤの片側の圧を下げ、フラットな状態にします。そしてスロープが自動的に滑り出す。運転手さんも手慣れたもので手際よくことは進みます。もちろん、自力で車内に乗り込みました。
車内での居心地も快適。車いすのタイヤの片側を固定し、ボタンを押せばストッパーがかかります。あとはベルトをすれば準備完了!ただ、ボタンが数個あったりして少しとまどいました。
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■市営バス北ミニ循環線(南ミニ循環線も同じ)
先に上げた北・南循環を路線のひとまわり小さい範囲を走っているのが北、南ミニ循環。車いす対応もミニバスでした。
乗車ステップ下からふたをとり外し、折り込まれた板を取り出します。そのままの段差の上に板を置くのため、ステップがちょっときつめの角度になります。そのため、自力で乗り込むのはやっかいで、介助の人がどうしても必要になります。
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■市営バスレイクライン
ノンステップバスではありませんが、観光で松江を回られる人のことを考え、あえてチャレンジ!バス停では、車イスから降ろされ、運転手さん、介助者に抱きかかえられバスに乗りこみます。もちろん、一般の座席にすわることになります。車いすはたたみ込み、車内に持ち込みます。ちなみに、市営バスは、すべて同様の対応をするそうです。 |